電羊倉庫

嘘をつく練習と雑文・感想など。ウェブサイト(https://electricsheepsf.web.fc2.com/index.htm)※「創作」タグの記事は全てフィクションです。

映画

最近見た映画(2026年5月)

ノロイ(2005年、日本、監督:白石晃士、115分) 素晴らしい。傑作ジャパニーズモキュメンタリーホラー。いまのところ洋の東西を問わずこのタイプの映画のなかで一番好きな作品。ややスロースターターなところはあるけれど、後半の畳みかけは最高に怖くてワ…

最近見た映画(2026年4月)

劇場版 ほんとうにあった怖い話~変な間取り~(2024年、日本、監督:寺西涼、82分) 形式的には連作短篇映画ってことになるかな。ある一軒家を舞台にした『禁じられた部屋』『話し相手』『林に埋まった映像』の三エピソードが収録されている。「ほんとうに…

最近見た映画(2026年3月)

プロジェクト・ヘイル・メアリー(2026年、アメリカ、監督:フィル・ロード&クリス・ミラー、156分) 素晴らしい。オールタイムベストクラス。 原作は未読。大変面白いという評判だけは知っていたけど内容についてはマジでまったく何も一ミリも知らない状態…

最近見た映画(2026年2月)

ザ・フライ(1986年、アメリカ、監督:デヴィッド・クローネンバーグ、96分) 想像していたよりもずっと正道な映画だった。 物質転移装置の事故によって蠅と融合してしまった男の顛末を描いたシンプルなホラーSF。特殊メイクによるグロテスク表現が素晴らし…

最近見た映画(2026年1月)

激突!(1971年、アメリカ、監督:スティーヴン・スピルバーグ、90分) スピルバーグの出世作ということで視聴。些細なことで巨大なトラックが煽り運転を始めてやがて本気で殺しにかかってくる、というシンプルなホラー映画で主人公の運転する自家用車と殺人…

最近見た映画(2025年12月)

サウンド・オブ・サンダー(2005年、アメリカ/ドイツ、監督:ピーター・ハイアムズ、102分) 原作の短篇小説が好きなので視聴。イマイチ評判が悪いことは知っていて、だから身構えていたからというのはあるだろうけど、思っていたよりは悪い映画ではなかった…

最近見た映画(2025年11月)

サユリ(2024年、日本、監督:白石晃士、108分) ババアが超強え。 前半と後半でがらりと変わる。前半は幸せだった家族が引っ越した先に怪異によって一人ずつ犠牲になっていき日常が狂わせていくという王道のホラーだったものが、生存者が二人になってからの…

最近見た映画(2025年10月)

タイムカット(2024年、アメリカ、監督:ハナー・マクファーソン、91分) ダイヤルアップ接続の音が懐かしい。そっか、2003年のパソコン事情ってこんな感じだったか……。一応生きていた時代がタイムトラベルの対象になっていることがなんだか感慨深かった。 …

最近見た映画(2025年9月)

ビバリーヒルズ・コップ(1984年、アメリカ、監督:マーティン・ブレスト、105分) 気楽で楽しいコメディアクション映画。破天荒な警官が悪友の敵討ちのために巨悪に挑むという単純明快な物語の筋に警察機構の硬直性とか社会的な信頼性とかを絡めて、最終的…

最近見た映画(2025年8月)

乱歩地獄(2005年、日本、監督:竹内スグル/実相寺昭雄/佐藤寿保/カネコ アツシ、134分) 江戸川乱歩の短篇小説「火星の運河」「鏡地獄」「芋虫」「蟲」を原作にしたアンソロジー映画。それぞれ別の人が監督していて世界観に直接的なつながりがあるわけでは…

最近見た映画(2025年7月)

怪獣ヤロウ!(2025年、日本、監督:八木順一朗、80分) 春とヒコーキのぐんぴぃさんが主演ということで視聴。分類としてはご当地映画になるらしく、ほとんどの場面が劇中の舞台でもある関市で撮影されているらしい。 ご当地映画を作るよう指示された市役所…

最近見た映画(2025年6月)

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年、アメリカ、監督:ダニエル・マイリック/エドゥアルド・サンチェス、81分) モキュメンタリーホラーの草分け的存在、という前評判だけで視聴。行方不明になった学生たちが遺したテープという設定なだけに、終始一貫…

最近見た映画(2025年5月)

ベイブ(1995年、アメリカ、監督:クリス・ヌーナン、92分) 思っていたよりも王道な展開の映画だった。気弱で優しい主人公が新たな環境で辛い目に合うも、持ち前の優しさや意外な特技で徐々に周囲から認められ、最終的には大きな大会で結果を残す。特異な点…

最近見た映画(2025年4月)

オットーという男(2023年、アメリカ、監督:マーク・フォースター、126分) 小説を原作にしたスウェーデンの映画のハリウッドリメイク、というやや変わった経緯を持つ映画。頑固な男の晩年を描いたコメディ、という前情報は知っていたから基本的には安心し…

最近見た映画(2025年3月)

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年、アメリカ、監督:トッド・フィリップス、100分) すっげえ楽しい娯楽映画。 泥酔して記憶をなくし、昨日の自分たちが何をしでかしたのか残された状況から探っていくなかで自分たちがいかにヤバイ…

最近見た映画(2025年2月)

十二夜(1996年、イギリス/アイルランド/アメリカ、監督:トレヴァー・ナン、134分) シェイクスピアの原作が面白かったから視聴。ほぼほぼ原作の通りに物語が進行していたと思う。冒頭の船が沈没する直前の場面は映画オリジナルかな。台詞まで正確に同じだ…

『RTTT』と『新時代の扉』の比較――補強と変貌――

ウマ娘のアニメ作品のネタバレを含みます。 劇場用再編集版『ROAD TO THE TOP』*1と『新時代の扉』を時間が許す限りリピートしている。最高に楽しいぜ。 劇場用再編集版『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』 [Blu-ray] 中村カンナ Amazon 劇場版『…

最近見た映画(2025年1月)

舞台「ウマ娘 プリティーダービー」~Sprinters' Story~(2023年、日本、演出:児玉明子、139分) レース描写がすげえ。最初は正直なところ困惑した(特に正面を向いて走っているのに脚が外側に開かれるところ)けど慣れてしまえば流動的なレースシーンに圧…

最近見た映画(2024年12月)

インターステラー(2014年、アメリカ/イギリス、監督:クリストファー・ノーラン、169分) 素晴らしい。 かなり難しめの科学用語が頻出するハードSF系の作品だけど、家族愛とかエゴとかそういう分かりやすい人間的な感情が物語の展開に邪魔にならないように…

最近見た映画(2024年11月)

リバー、流れないでよ(2023年、日本、監督:山口淳太、86分) タイトルは時間を川の流れに喩える手法と作中での祈りがかけ合わさったもので忘れがたい印象を残す。ヨーロッパ企画オリジナル長篇映画第二作ということでワクワクしながら見たけど、期待に違わ…

最近見た映画(2024年10月)

THE FIRST SLAM DUNK(2022年、日本、監督:井上雄彦、124分) 原作終盤の山王戦のみに焦点を当てて、要所要所で主に宮城の過去を語るという構成はかなりインパクトがあった。まさか宮城がピックアップされるとは……。魚住のコートへの侵入や晴子たちがベンチ…

最近見た映画(2024年9月)

黄龍の村(2021年、日本、監督:阪元裕吾、66分) すげえ。思ってた映画だったけど思っていた映画ではなくて、あれ時間余っちゃったけど、と思ってたらなんか急に違う映画が始まって、けれど終わってみればすっげえ爽快な気持ちになれるという、ある意味では…

最近見た映画(2024年8月)

ユメノ銀河(1997年、日本、監督:石井聰亙、90分) 夢野久作「少女地獄」より「殺人リレー」の映画化ということで視聴。全編モノクロで撮られていて、詳しくないから断言はできないけど時代考証もちゃんとしているし落ち着いた雰囲気がとても良い。ただ、ゆ…

最近見た映画(2024年7月)

コナン祭り第三弾。 このあたりから作品ごとにスポットライトを当てるキャラクターがかなり分かりやすくなってきている。だいたいの設定は先月の総集編で把握できているけど、あまり理解できていない設定やキャラクターがでてきた作品もある。どうしても理解…

最近見た映画(2024年6月)

コナン祭り第二弾。 このあたりから昔読んだ原作の範囲ではカバーできない新キャラがでてくる。SNS等で話題になっていたからなんとなくは知っていたけれど、主に赤井関連と安室関係の予習を兼ねて『緋色の不在証明』と『灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイ…

『告白 コンフェッション』感想

存在する映画になったので観てきました。 いい映画だった。まずはなにより主要キャラ二人がかなりはまり役で、個人的には作画:かわぐちかいじになる前のキャラデザ:福本信行でキャストしたような印象がある。浅井が……具体的な場面までは思い出せないけど………

劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』感想

劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』の感想。前半はネタバレなし、後半はネタバレあり。

最近見た映画(2024年5月)

コナン祭り第一弾。 原作の『名探偵コナン』は大学生の頃にロンドンに行った辺り(いま調べたら72巻だった)までは読んでいて、そのあとの展開はたまにテレビアニメを観たりX(当時はTwitter)で話題になっていたからなんとなくは知っていた。テレビアニメを…

最近見た映画(2024年4月)

ロンドンゾンビ紀行(2012年、イギリス、監督:マティアス・ハーネー、88分) 単純明快娯楽ゾンビコメディ映画。原題は直訳すると「ロンドンっ子vsゾンビども」みたいな感じらしいけど、どんな捻りでこんな邦題になったんだろう……原題を尊重した方がラストの…

最近見た映画(2024年3月)

ドグラ・マグラ(1988年、日本、監督:松本俊夫、109分) 大学生くらいのころにレンタルで視聴済み。2020年にBDが出たんだけど(主に資金的な)諸事情があって躊躇していたのを今回思い切って購入した。 夢野久作的なおどろおどろしい雰囲気や現実ぐらぐら感…